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2006年8月14日 (月)

アンチエイジングはつらいよ

みどりさん、返事遅れました。
コメントは僕のMACからはおくれないみたいで、こまってしまいました。
僕が大学病院を退職するときに、第二子を妊娠されていたみどりさんでしょうか?
駆け出しだった当時(今も駆け出しですが、、)僕の患者さんはさぞかし主治医が若造で不安だったことと思います。
僕に産婦人科学を教えてくれたの偉大なるドクターたちは、口をそろえて「お産は今でも怖いよ」とおっしゃいます。患者さんに命を預けれた医師は、あらゆることを想定しながら、患者さんの訴え、所見、検査データを統合し、経験と文献と他の医師の考えを照らし合わせて治療を組み立てます。
実はいまだって「この決定が最善か」つねに悩みながら診療を行っているのです。ましてアンチエイジングは教科書や大学講座のようなものないですから、海外の研究や治療事例をを参考にしながら、自分自身で治療を構築していかなくてはならないのです。

「アンチエイジングはつらいよ」 です。

当院は、「病気の方」はもちろん、「なんか病気っぽい方」、現在病気ではなく「もっと健康に」という方にも開かれております。 是非お気軽にいらしてください。

みどりさん、女性として生まれたからには、一年に一回は婦人科を受診して、子宮がんの検査と卵巣の超音波検査、胸部外科での乳がん健診を受けましょうね!!  りょうぞう

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2006年8月12日 (土)

眠れぬ夜は○○のせい

「夏の快眠はアンチエイジングの基本(眠れぬ夜は脱水のせい)」
快適な睡眠は最強のアンチエイジングホルモンである成長ホルモンの分泌を促します。夜中寝苦しくてよく目が覚めるという方に質問。①目が覚めてしまったとき体は汗をかいていますか?②朝1番のおしっこはジョーっと濃縮していない透明なやつがたっぷりでていますか? 答えが、汗かいていなくて、朝あまり出ないのであれば、「あなたは脱水です!!」
脱水状態では、発汗による体温調整が行なえません。またクーラーなどで直接体を冷やすこともよくありません。体表を過度に冷却すると、代謝が悪くなるばかりでなく、血管が収縮して血行不良による神経痛や疲労感の原因になります。
夜はクーラーなし、もしも熱帯夜のため使用するなら設定温度27度以上、扇風機は連続して直接体に当てない。次の朝におしっこが十分でる量の水分を摂取して寝る。晩酌する方は、アルコール分解の為に水が消費されるので、より多めの水分をとってください。
真夏の夜は「寝汗かいてなんぼ」です。体に備わった体温調整機構に身をゆだね、汗ビッチョリかいた爽快な朝を迎えられてはいかがですか?

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